自分は体育会系じゃないし回数こなせないから稼ぐの無理でしょ?
無駄に待機するだけの時間とか絶対にありえないんだけど大丈夫?
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
実は僕も稼げないと思ってましたが、最近は状況が変わってると思います。
地域の違いもありますし100%のことは言えないですが、数字を用いて少し理由を書いていきます。
2017年4月からウーバーイーツの配達を続けている僕が解説していきます。
ウーバーイーツ対応のチェーン店めっちゃ増えました
ウーバーイーツの配達の始め方・準備についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
» Uber Eats配達員を始めよう、準備に必要なこと10(自転車お弁当配達員)
ウーバーイーツの具体的な報酬の金額についてはこちらの記事で数字とグラフで解説しています。
» ウーバーイーツの報酬について【+理解した後にやるべき4つのこと】
店舗数が約23倍以上に増えました
2016年の開始以降、ウーバーイーツの提携店舗はどんどん増えています。
東京で約150のレストランパートナーとともにスタートしたUber Eatsは、その後2年間を経て、日本の7つの都市で、約3500のレストランパートナーの料理をご利用いただけるようになりました。
祝・Uber Eats 2周年!(2018 年 10 月 3 日)
https://www.uber.com/ja-JP/newsroom/uber-eats-is-two/より引用
約150から約3500に増えたそうです。
23倍ですね。
特に最近は有名大手チェーン店が一気に増えました。
こちらの記事で20個のチェーン店を紹介しています。
» 【出前ならウーバーイーツ】マック、ケンタ、松屋…チェーン店一覧
マックやケンタッキーなどに加えて、松屋、銀だこ、ピザハット、丸亀製麺など全国にあるチェーンがたくさん参加してます。
注文数は確実に増えているので、稼げないと思っていた人には朗報です。
都心部以外にもウーバーイーツ対応のレストランが増えた
チェーン店が増えたことにより、都心部以外にも満遍なくレストランが増えましたね。
住宅地でも近距離で完結する注文が連続で来る?
これは僕の実感なのですが、住宅地で近距離で完結する注文が増えたと思います。
チェーン店が増えたことで、都心部以外の住宅地エリアのタワマンにすぐ側のレストランから運ぶパターンが増えたためだと思います。
しかも、近距離で連続で来るパターンが多いです。
(門前仲町、江東区、豊洲、祐天寺など)
連続で来ると、待ち時間がほぼゼロになり効率的に稼げます。
体力を使わない短距離でも1回1回の手数料分が重なると稼げるので、美味しい状況です。
以前は、都内は港区など中心部から郊外に運ぶパターンも多かったのですが、それが減った印象です。
交通費の出費も減らせるので、自宅から電車に乗っていたんじゃ稼げないと思っていた人には朗報です。
配達エリアが広がってる
単純に配達エリアが広がってるのにも注目です。
これは事実です。
関東では、都内はほぼ23区全域に広がり、埼玉エリアや千葉エリアでも配達が開始されました。
大阪エリアでは、2018年10 月より大阪20区で配達可能になりました。
横浜・大阪の記事では店舗マップも載せています。
いかに店舗が多いかが目でわかりますね。
(大阪、まじめっちゃ増えた…)
ランチ・ディナー以外の軽食系メニューもウーバーイーツで充実してきた
ランチ・ディナー以外の軽食系のメニューが充実してきました。
実際に僕も、最近はピークタイム以外でも連続で注文が来ています。
たこ焼き、タピオカ、スムージー、ワインなどですね。
スターバックスもまだ店舗は少ないですが、これから増えると期待しています。
14-18時あたりのアイドルタイムは稼げないと思っていた人には朗報ですね。
テイクアウトの市場規模が増加傾向なので稼げそう
テイクアウトの市場規模は増加傾向にあり、今後も増加しそうです。
テイクアウトした方が税金がお得になる
軽減税率(8%) | 標準税率(10%) |
牛丼屋・ハンバーガー店などでの「テイクアウト」 | 牛丼屋・ハンバーガー店などでの「店内飲食」 |
そば屋やピザ屋などでの「出前・宅配」 | そば屋やピザ屋などでの「店内飲食」 |
内閣府 政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/keigen_zeiritsu/taisyohinmoku/donna_gaishyoku.htmlを参考に作成
まず、外食に関する消費税率が変化しますね。
世間で話題になっている通りです。
2019年10月から消費税の軽減税率制度が実施されます。
新しい税率は上のようになっているため、今後は外での食事は減りテイクアウトが増えると思います。
これはわかりやすいですよね。
実際にテイクアウトの市場規模が増加中
エヌピーディー・ジャパンが提供する外食・中食市場情報サービス『CREST®』によると、外食業態(コンビニ、スーパーなどの小売と社員食堂等を除くイートイン主体業態)では、テイクアウト(デリバリーを含む)の客数が2017年4月-2018年3月計に+3.2%増加しました。これは2年連続のプラス成長です。
外食業態でテイクアウトが成長
https://www.npdjapan.com/blog/blog_20180618/より引用
こちらの市場調査のエヌピーディー・ジャパンによると、2017年度の外食業態のテイクアウトは3.2%増加と書かれています。
また、2016年5月~2017年4月では前年同期比でプラス11%伸長したというデータもあります。
(フードデリバリー市場規模は11%伸長 マクドナルドもウーバー導入
https://www.npdjapan.com/blog/blog_20170629/より)
これはすごい数字ですよね。
ヨーロッパの主要5か国では、すでにデリバリー利用率は6%で、デリバリーサービス利用の市場規模も年に+15%以上成長しています。(CRESTより)
https://www.npdjapan.com/blog/blog_20170629/より引用
ヨーロッパ主要5カ国では6%の利用率(!)らしいので、日本もまだまだ伸びしろがあると予想します。
業界全体の傾向からして、確実に「稼げる」方向に向かっています。
ウーバーイーツが稼げないと思われがちな理由
最後に、ウーバーイーツが稼げないと思われがちな理由についても書いておきますね。
心理的な話です。
稼げないと嘆く人の声は目立ちやすく、楽しみながら稼いでる人は文句言わない
「稼げないと嘆く人の声は目立ちやすく、楽しみながら稼いでる人は文句言わない」
こんな風潮があると思います。
これはウーバーイーツに限らずにそうですよね。
グッドマンの法則というものがあります。
(グッドマンの第二法則)
苦情処理に不満を抱いた顧客の非好意的な口コミは、満足した顧客の好意的な口コミに比較して、二倍も強く影響を与える。
NPO法人 顧客ロイヤルティ協会
http://www.customer-loyalty.jpより引用
顧客対応の基礎となっているグッドマンの法則ですが、非好意的な口コミは強いとありますね。
リアルの意見をオフラインで探ってみるのもオススメ
ウーバーイーツでは定期的に配達員が集まるパーティーが開催されています。
もししばらく配達をやってみて「稼げない」と悩んでしまったら、パーティーに参加して他の配達員の人と「リアルの場」で情報交換してみるのもありですね。
配達員みんな目的が違う
ウーバーイーツの配達員をやっている人は、それぞれ目的が異なっていると思います。
空いた時間の副業としてやっている人、1日朝から晩までガッツリ専業でやっている人
ダイエットが目的の人、自転車が好きでやっている人
いろんな人がいます。
1日朝から晩までガッツリやろうとしている人には、副業で軽くやっている人の稼ぎはあまり参考にならないと思います。
逆もそうですね。
スキル習得のための時間は確実に稼げる
僕は個人的には、スキル習得のための「時間」を「稼げる」と思っています。
人間関係的なストレスがゼロなのも大きいですね。
とにかく時間を確保して、フリーランスとして活躍できるプログラミングなどのスキルを身につけることが将来の稼ぎに繋がると僕は思っています。
やってみると体力面での限界がわかる
体力的なことはやってみないとわからないかもしれないですね。
とにかく一度やってみると、自分はどの程度稼げるとか自分の体力では何件くらいこなせるとかわかると思います。
最近は高齢の方の配達員もたくさん見かけますし、電動自転車は漕ぐのが楽チンなので、そんな体力は使わないと思います。
また自分でリンパマッサージをしたり、整体に行くだけでもだいぶ違ってくると思いますよ。
自分で「セルフリンパマッサージ」する方法【自転車配達員にオススメ】
スキルは自然と身につく
スキルに関してはやっていくうちに自然と身につくと思いますよ。
このブログでも漫画で解説しているので是非参考にしていただきたいです。
ウーバーイーツの攻略法を漫画で解説【昼型夜型、タイプ別事例紹介】
出費に関して計算してみる
出費に関しては、準備編の記事でもざっくり計算しています。
上でも書きましたが、配達エリアが広がってきたので、交通費は以前より節約可能になっていると思います。
通信費に関しても格安SIMを使えば、節約できますね。
【ウーバーイーツ】格安SIMのLINEモバイルで通信費節約【配達員用】
稼ぎ方をテーマに漫画記事でも解説しています
» ウーバーイーツの稼ぎ方を漫画で解説【スケジュールに合わせて工夫】
というわけで、今回は以上です。
有名チェーン店が増えて状況が変わってきていますね。
テイクアウトの市場が2年連続で伸びているという数字もしっかり出ていました。
ウーバーイーツの配達を登録してやってみようかなと思った方はまずはこちら。
» ウーバーイーツの配達の登録について