1.Puasaとは
Puasa=断食(だんじき)のことで、2014年は7月の今、イスラム教の習慣として断食が行われています。
断食期間中は、日の出から日の入りまでの時間の間、食べ物はもちろん水などの飲み物も一切口にできないそうです。
そしてその断食期間中に、夜の日が沈んだ後にみんなで食事をとるという非常に一体感の得られる行事のことをBuka Puasaと言います。
2.そもそも断食ってどんな感じ?
断食中は会社での勤務時間も変わります。
なるべく太陽が出ている時間に合わせるように、始業時間は早め(7時30分とか)で終わりの時間も早め(16時00分)とかになることが多いみたいです。うちの会社は宗教によって時間を選べるようにしています。
水すらも口にできないと書きましたが、イスラム教でも人それぞれのようです。
日本にいるときもバングラデッシュからの留学生がよくPuasaの話をしてくれました。
ラマダンへの人々の反応
「私はalmostラマダンだから、これはok」
「アイスも水もいっさい食べられないんです、今はラマダンなので」
「ここは神様が見てないので食べて大丈夫です」
そうそう、宗教はイスラムだけじゃないんですよ。インドネシアっていうとイスラム教のイメージが強いかもしれないですけど、そんなことないです。
調べてみると、
インドネシアの人口別宗教の割合
イスラム教 76.5%
キリスト教 13.1% (プロテスタント5.7%、独立教会4.0%、カトリック2.7%、他)
ヒンドゥー教 3.4%
伝統信仰 2.5%
無宗教 1.9%
その他 2.6%
(ブリタニカ国際年鑑2007年版 via wikipediaより)
うちの会社もキリスト教徒の人も多いです。
3.街中がBuka Puasa
近所の屋台街も食べ物でいっぱいです。
よるからはこの屋台も含めて街中でBuka Puasaが行われるんです。
その話はまた次回。