それを多くの人が理解・体得していくように、社会を傾けるのは難しい。
まずは心のつながりがそもそもない。
だから、身体に触れあうまでになかなか到達しない。
でも、ここでいう"touch"はそういった順序をもったタッチを言ってるんじゃなく、
そういうことをはねのけてでも、人が人に触れ合うことがとても意味のあることだから、とにかく理由もなく
実践する"touch"である。
そこには生物学的な意味もあるんだろう。「手当て」という日本語があるように、手を触れることで、細胞の働きが促進されたり、元気がで中り、血脈が良くなったりすると思う。
犯罪を抑制する事にもつながるだろう。人に触れること、温かさに触れることは気持ちを落ち着かせる。自分は生きてるんだ、誰かの熱を感じてる、向こうも自分の熱を感じている、生きているんだという実感につながる。
こんなに大事なのにタッチする場面は少ない。もしくは、遠回りが必要である。
みんながタッチされて、タッチして、人々が満たされるようにはできないかな?
それはある意味アメリカのHug文化だったりするし。
「Free Hug」運動だったり「ハグしちゃお」だったりで実践されているんだろう。
もっと作戦的なことができないんだろうか?
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わけもなくする行為といえば、アメリカにはkeep in touchのメールというものがあるという。離れてしまったけど、接触を保つようにメールをするという文化だ。
これは素晴らしい。これにあたる日本語が思いつかない。というか日本にはない文化だと思う。
わけもなくハグする。これも同じで、アメリカにはあるが日本にはない。
わけもないけど、人間がする行為って実は大事なモノが多い。けれど、そういう文化や習慣がないと、なかなかやりにくい。
今からでも日本にもハグの文化が根付くといい。ハグは人間の心を落ち着かせる。