無名メーカーのバッテリーってどうなの?どれくらい持つ?
Amazonでおすすめのバッテリーを教えて?
こんな疑問に答えていきます。
今回は、大容量モバイルバッテリーを比較というテーマで書いてきます。
一日中、外出していると、スマホのバッテリー切れてしまうことありますよね。
最近は、Amazonで安い大容量モバイルバッテリーを買うのが主流になっていると思います。
実際にちゃんと使えるのか、気になりますよね。
この記事では、おすすめ2台のレビューを書いていきます。
ぶっちゃけ両方、そんなに大差はないです。
僕は2017年4月から自転車で配達(ウーバーイーツ)をしているので、iPhoneをネットに常時接続で「酷使」しています。
そんな僕が解説していきます。
長時間利用に耐えられるバッテリーなのかも、チェックしていきますね。
AP03(CXLiy)
Amazonでも人気の中国産のバッテリーです。
長辺は15cm。
USB端子は3つ付き
USB端子は3つ。
1A・2.1A・2.1Aです。
LEDライト付き
サイドのスイッチを、2回連続で押すと光ります。
巾着袋が地味に便利
巾着袋が地味に役に立ちます。
小指に引っかければ、バッテリーにつないだままスマホを操作可能です。
充電開始ボタンはサイド
サイド側にあると、手探りでも押しやすいので非常に便利
バッテリー残量が数字で表示
数字でパッと見てすぐわかるので、時短になります。
スマホを充電するスピード
何も操作しなければ、30分くらいで、5%→30%まで回復する感じです。
僕は配達中にバッテリーに繋げっぱなしにして、常に通信していますが、残量が10%を割るようなことは、ほぼなくなりました。
(iPhone5s使用の場合)
(アプリを複数同時に使ったりすると、バッテリー消費量は増えます)
バッテリーの容量の持ち具合
1日5時間くらい使っても、3日は持っています。
夜に充電しておけば、余裕で次の日は持ちます。
充電し忘れても大丈夫なのが便利。
家でチャージする時のスピード
チャージは少し時間かかりますね。
丸1日かけて「1%→100%」まで戻るイメージです。
夜だけの7−8時間だと、50−70%くらいまでは回復する感じです。
(後述のANKERの充電器を利用した場合)
チャージするスピードは後述の「充電器」の性能も大事になってきます。
メーカーについて
メーカーはCXLiyという中国の深圳の会社らしいです。
無名なので少し心配でしたが、ちゃんと使えてます。
スペック
AP03 (CXLiy) |
|
容量 |
24000mAh |
容量目安 |
iPhone 7 に6回の充電 |
出力 |
5V(1A+2.1A+2.1A) |
入力 |
5V |
総評
デカイだけあって、電池の容量は抜群です。
数字での残量表示がすごく便利。
付属の巾着袋が地味に便利。
メーカーも無名だし、見た目は微妙ですが、安いし、一番のおすすめです。
価格はこちらでチェック。
Pilot X7(POWER ADD)
こちらもAmazonで人気のおしゃれなバッテリーです。
USB端子は2つ
LEDライト付き
丸ボタンを長押しすると光ります。
シンプルなラウンドデザイン
丸みを帯びていて持ちやすいです。
充電開始ボタンは丸ボタン
表面の丸いボタンを押します。
手探りで押す時に、ボタンを探すのに少し困ります。
バッテリー残量は丸でおしゃれに表示
バッテリー残量は、丸でおしゃれに時計のように表示されます。
少しわかりにくいかも。
スマホを充電するスピード
これも上のCXLとほぼ同じです。
常に通信してもすぐに充電され、残量が10%を割るようなことは、ほぼなくなりました。
バッテリーの容量の持ち具合
これも上のCXLとほぼ同じです。
1日5時間くらい使っても、3日は持っています。
夜に充電しておけば、余裕で次の日は持ちます。
家でチャージする時のスピード
CXLのものと同じに感じます。
丸1日かけて「1%→100%」まで戻るイメージです。
(後述のANKERの充電器を利用した場合)
メーカーについて
Power Addというメーカーはパソコン周辺機器を世界で売っているメーカーのようです。
はっきりと書いてないですが、中国の会社だと予想します。
» 参考:Power Add
スペック
Pilot X7 |
|
容量 |
20000mAh/74Wh |
容量目安 |
iPhone 7 に7回の充電 |
出力 |
5V(3.1A+3.1A)(合計最大値3.4A) |
入力 |
5V/2A |
総評
見た目がスッキリしててかっこいいです。
電池の持ちも、文句なし。
ただ、残量表示がわかりにくいのが残念。
あと充電開始の丸ボタンが、手探りで押しにくいです。
でも、CXLより安い時が多いので、予算次第ではアリ。
(追記)
2年以上使っていますがすごく長持ちしています。
頑丈さではすごくいい感じです。
価格はこちらでチェック。
上記モデルが売り切れの場合、こちらのモデルも存在します。
バッテリー全般に共通して大事なこと
どのバッテリーを使う時にも、大事なことを少し書いておきます。
充電ケーブルは2Aに耐えられるか
充電ケーブルは充電スピードに関わってきます。
上で紹介したバッテリーは2A以上の出力が売りでした。
しかし、ケーブルも2Aに対応していないと、急速な充電はできません。
ダイソーの100円のケーブルがオススメです。
ダイソー以外の100円ショップのケーブルは2A対応していないことが多いので、注意です。
さすが大手のダイソーですね。
ケーブルは消耗品と考える
ケーブルは消耗品と考えた方がいいと思います。
僕はいつもダイソーに来た時に、3本程度、まとめ買いしています。
外で使っていると、すぐに折れたりしてしまうので、1本2ヶ月くらいでダメになります。
でも、100円なんでね。
予備のケーブルとしても、常にカバンに2本程度入れておくのがオススメです。
(コンビニでケーブル買うと1000円くらいするので大損だと思います。)
充電アダブターが重要
実は充電アダプターも重要です。
「え?なんで?iPhoneに付属の小さい四角いアダプターでいいじゃん?」
って思うかもしれません。
実際、僕もそう思ってました。
付属の充電アダプターって、5V/1A~1.2A程度の出力なんですね。
しかし、これは5V/2.4A、2ポート合計最大4.8A。
給電するスピードが全然違います。
僕の経験では、付属の充電アダプターでは「1日でバッテリーの充電が終わらない」ことが頻繁にありました。
それで、配達の時に充電が足りずに、配達量を減らしたり、コンビニで電池を買ったりして悔しい思いをしました。
コンビニで電池を買うとクソ高いです。
充電アダプターまでフルで揃えた方が便利だし、元が取れます。
実際は2つを交代で使うと超便利
バッテリーは1台でも十分だと思いますが、僕は2台交代で使っています。
2台あると、たとえもし何日も充電し忘れていたとしても、予備のもう1台が常に存在することになり、安心です。
スマホのバッテリー自体の劣化に注意
スマホの内蔵バッテリーはどうしても寿命が存在します。
買い換えるお金があれば、買い換えたいですけどね…
(バッテリーの方が安かったりする現実…)
高温環境での使用や、品質が悪い充電器を使うと、寿命が短くなるようなのでそれも注意です。
一覧比較
最後にスペックの一覧比較を載せておきます。
AP03 |
Pilot X7 |
PowerCore 20100 |
PowerCore II 20000 |
|
寸法 |
8 x 15 x 2 cm | 8 x 15.5 x 2.3cm | 5.8 x 16.6 x 2.2cm | 6.2 x 17 x 2.2 cm |
重量 |
440 g | 440 g | 356 g | 367 g |
容量 |
24000mAh | 20000mAh/74Wh | 20100mAh | 20000mAh |
目安 |
iPhone 7 に6回の充電 | iPhone 7 に7回の充電 | iPhone 8に約8回 | iPhone 8を約7回 |
出力 |
5V(1A+2.1A+2.1A) | 5V(3.1A+3.1A) (合計最大値3.4A) |
5V(2.4A+2.4A) (合計最大値4.8A) |
【18W】 5V=3A, 9V=2A, 12V=1.5A (PowerIQ 2.0出力) 【12W】 5V=2.4A (PowerIQ出力) |
デバイス |
3台のデバイスへ 同時に充電できます |
お使いのデバイスを速く満充電でき、 多くに充電必要時間を短縮します。 およそ12時間で本体が満充電 |
業界トップの4.8A出力で、 タブレット2台も同時に急速充電が可能 |
PowerIQ 2.0はAnker独自の最大18Wまでの 入出力に対応した次世代充電技術であり、 他に類を見ない充電スピードを提供します |
入力 |
5V | 5V/2A | 5V/2A | 5V=2A, 9V=2A (PowerIQ 2.0入力) |
LED |
LEDライト付き | LEDライト付き | 記載なし | 記載なし |
USB |
3 |
2 |
2 |
2 |
付属袋 |
付属袋(防水) | なし | トラベルポーチ | トラベルポーチ |
残量 |
リアルタイム数字表示 | 丸い円で表示 | LEDライト表示 | LEDライト表示 |
Amazon.co.jpより作成
上で紹介した2つとAmazonで人気の高いAnkerのバッテリーも載せて比較しています。
Ankerはコンパクトでおしゃれですが価格が若干高めな感じです。
スマホを充電する目的なら性能的にはそこまで差がないと思います。
» ANKERのモバイルバッテリーの使い方【デザインがよくスリムで軽い】
というわけで今回は以上です。
大容量バッテリーは外出や配達に欠かせない大事なアイテムだなと思います。