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個人メディアの発達で規制がないものが無秩序に生まれる怖さ

投稿日:2011年2月7日 更新日:

東京都の青少年健全育成条例の件で、ネット上が大騒ぎになってる中で発言するのはなんか怖かったりするが、
僕は規制はある程度は必要だと思う。
今回の条例の件が正しいか正しくないかは別として。

今の世の中、個人が発信するメディアが増えた。
それこそ10年前までは、新聞TVなど大手のメディアが発信する情報が大きな重要度を占めていて、情報入手先も大手に限られていた。
でも、今は違う。気になるニュースがあれば、検索してブログや2ちゃんねるやツイッターでの意見評判を見る。
特にこの2010年の一年間で、twitterというメディアは(世界で日本が一番ツイッターのつぶやきが多いほどに)発達した。
twitterの特徴は各所で言われているが、ここで言いたいのは個人の感情をそのまま発信しているということだ。
なんか話題があれば、個人の好きなように情報や意見を付け加えて、それを拡大解釈してリツイートして、またそれを拡大解釈して・・・と連鎖していく。
大元の情報が正しいか正しくないかなんて関係なくて、途中から楽しいか楽しくないかが大事にになってたりするから怖い。

事実なんてあいまい、それが当たり前。そんな発展していく情報社会の中で、規制も発展しなくていい、と言い切ってる方がまず不自然だと僕は思う。

同人誌の世界での表現だってそうだ。
文句を言うわけではないけれど、表現するにあたっても、何かの資料や原典に当たってる人が少ない。
別に趣味だから原典にあたって詳細資料設定を見て、イラストやストーリーを組み手立てる必要はないけど。

で、結局参照するのは、漫画であったり、他の同人誌であったり、手軽に見られる巷に溢れている表現物ばっかり。
そういった表現物は、そもそも(メジャー流通しているものであっても)原典から生産された二次的なものであり、それを参考につくってたら、どんどん精度が下がっていって三次的なものにしか成り得ないんだよね。

当然、そこには推敲なんてものは少ないわけだから、規制に引っかかるような表現を安易にするよね。他の人がやってるから、他の作家がやってるからいいや的な。
そういった連鎖はこのまま放置してたらいつまでも終わらないと思う。

まあ、それこそが表現の世界の文化であって、そうやって流行は産み出されるっていう反論もあるかもしれない。

そんな安易な考えが蔓延している中で、「ああ、これもいいんだ」「別にこれやっちゃってもいいよね」という感じにどんどん考えが甘くなっていく過程が見える。
麻薬が広まり出すと、社会が崩壊していく図式そのもの。

だから、エロは何でもありという考えはいただけない。薬物とか暴力表現もそう。

この現代の平和全開の日本ワールドが、どんなに厳しい規制と法律の制限のもと成り立ってるかみんな忘れすぎなんだと思う。

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