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花とアリス(大人になる前の素直さという武器の大切さがわかる映画)

投稿日:2005年11月26日 更新日:

素直という強さが高校生にはある

高校生はキレイだ。
この映画もキレイだ。

この映画には実にいろんな感情がドロップのように詰まっていると思うが、
しかし色調は揃い、一貫してキレイだと、そう感じる。
それはなぜかな、

後先考えない
花は大胆で後先考えない。
正直である
アリスは出来ないものは出来ない、と言う素直だ。
そういう強さが高校生にはある。
そうしてそれは高校生にしか通用しない。
高校生でしか許されない。
そんな純粋さからだろうか。

花とアリスが通過する大人の友達の距離感

大人はどんどん裏切りを知っていく。
裏切られるのを怖がり、そして平気で裏切る。
と太宰が言う。

花とアリスはどうだろう。
"べったりしなくても友達だよ”“ケンカじゃないよ”
少しずつお互いの距離感を知っていく。そんな描かれ方だろう。
裏切りとまではいかない。大人になるにつれて自分が大事になっていく。
それは必然であり誰もが通るステップなのだ。

少し離れる花とアリス。
離れても上手くいく花とアリス。
離れたからすれ違う花とアリス。

そしてラストに結局うまくいく花とアリス。
見る人は笑顔がこぼれてくる。ただ、ただ嬉しい。
冒頭の中学時代のシーン。
あの時とは違い、二人は、お互いの必要さに気づいたのかな。

大人は「自分が一番大事な人間」

対して、“大人”として描かれるアリスの親は自分が一番大事な人間として描かれている。
大人になるとこうなってしまうのかな。
子供のころは親が自分を大切に思ってくれていると信じてる。
だって子供には親しかいないから。
でも親はそこまで切羽詰ってないし。自分のほうが大事だったりする。
この不公平感は常だ。

親があんなんだからか、花や他人にとても優しくするアリスは可愛い。
それはやっぱり演出が上手いせいもある。アリスは可愛い。
そこがとても…いいね

ロケ地がとても気になる。
主なロケ地は川崎、洗足池、稲城だそうである。

-映画

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